WB工法について
WB工法とは
W（double）：二重構造の通気層、B（bless）：呼吸を意味しています。
一般的な住宅の構造としては、外気を遮断して屋内を密閉空間にして、温度を調整いたします。
一方、WB工法は、部屋の外部分に二重構造を作り、室内の温度や湿度をコントロールしていきます。
省エネの効果の効率が良くなり、快適な生活空間を作り出すことができます。
通期断熱WB工法の仕組み
通気断熱WB工法の仕組みで一番重要なポイントとして、形状記憶合金を内装した通気制御装置が挙げられます。
外気温に反応して、通気制御装置によって自動的に温度の調整を行います。
暑い夏には、床下の吸気口から冷たい空気が吸い上げられ、床下と内壁の外側に流されます。
一方、寒い冬には、冷たい空気を遮断し、通気層内の暖かい空気を流すことによって、少ないエネルギーで効率良く暖を取ることができます。
WB工法にするメリット
WB工法にすることによって、夏の熱気や冬の冷気は外壁に流れていきます。
こうして、室内の温度が外気に影響されることなく、通気層を通して、空気が循環されます。
さらに、夏場は涼しい空気、冬場は暖かい空気が循環されるため、電力による冷暖房を最小限のエネルギーまで抑えることが可能です。
また、WB工法の建物は、通気性の良さから床下や構造材の周囲が常に換気されることになります。
そのため、乾燥によるひび割れや温度による腐敗、ダニ・カビの発生など、住宅に関するトラブルを防ぎます。
WB工法の建物は、建物としての寿命も長くなることでしょう。
